Mexico(4日目)
Mazatlanというメキシコの真ん中くらいの位置にある太平洋に面した街。
有名なカルテドラルへ。大聖堂の意味です。
それにしても、物乞いのストリートチルドレンが多いことに驚いた。あまりにもアメリカが快適だったので、すっかり平和ボケしていた。
アメリカにいるメキシカンとは顔つきが全然違う。目が冷たい。
また、人も違えば街も見るからに治安の悪そうなところで閑散としていた。間違っても一人では歩けないところだと。出発前に知り合いのメキシカンにメキシコ行くって言ったら、誘拐されるからやめとけって言われたけど、まんざらでもなかった。
これも崖からダイブして、見物客からチップをもらう商売。
下は岩場になってて、一歩間違えれば死にます。
でも、こんなことしか金を稼ぐ手段がないから、やるしかない。
3人くらいダイブして、それを仕切ってるオヤジが見物客からチップを集める方式。
でもアメ人はチップ渡してなかったな。
ダイブした方は、怒ってた。なんで、くれないんだと。
オプションで参加した、すぺきゅたくられーというショーです。
伝統舞踊をたくさん見せてくれます。
良くも悪くも、メキシコのリアルな姿を見れて、とてもいい経験をした。
メキシコには前から行きたかったし。
アメリカではメキシカンがいないと経済が成り立たないと言われてる。彼らはレストランの厨房、ファストフード、清掃作業、建設業、食肉工場、農場などで単純労働、労働集約で働いていて、アメリカ人(ホワイトアメリカン)がやりたがらない3Kの仕事を担っている。
アメリカでもこき使われ、メキシコでもアメリカ人観光客を相手に商売する姿をみて、これが現実なんだと悟った。
LAにもメキシコから大量に不法移民が流れてきてるけど、この現実を見て納得。
ESLにいるクラスメイトのメキシカンに、なんでアメリカにいるんだって聞くと、全員が金のためって答えが返ってくる。少しでも稼ぎのいい職に就こうと考えている。
まあ、当然だし、それが経済の本質。
ちなみに、メキシコとの国境(カリフォルニア、アリゾナ、ニューメキシコ、テキサス)では、毎日2000人が不法入国で検挙されてる。※でもその4州は元々メキシコの領土だったんだけど戦争で負けて奪取されてる。スペインには支配されるし、すごい歴史を辿ってます。同じモンゴリアンとして、ちょっと悲しい。。。 人種は原住民は2〜3割、あとは混血とスペイン系。
ってことは、どんだけそれを逃れた人間がアメリカに入ってきてるんだろう。。。
でも、この環境を見ればアメリカ目指すのは当然か。